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保険業界コラム
2025/08/17保険営業で働くなら専門のエージェントに相談すべき
保険業界で多く用いられている採用手法は、現職の保険営業の人からのスカウト採用や、友人・知人から「うちの会社(代理店)に来ないか」と声をかけられるリファラル採用が多く用いられています。確かに、保険業界としても「人との縁、人とのつながり」を大切にする業界ですから、転職先を決めるきっかけも友人・知人からの紹介となることが多くなります。しかし、リファラル採用のように信頼関係が土台となる採用で入社したからと言って、安心して働き続けられる、保険営業に定着できるとは必ずしもなりません。
【目次】
保険業界に転職を決めた人たちの経緯
まずは、保険業界に転職を決めた人たちが、どんなことを目指して、どんな経歴の人たちがいるのかを知ってください。そうすることで、保険業界への転職について、誰に相談すべきかがわかってきます。
営業職からのキャリアチェンジ
成功報酬型の営業を経験している人は、いままでの営業経験を活かしてキャリアチェンジを考えます。そして、キャリアチェンジをすることで年収アップを目指します。また、すでに成功報酬型の営業を経験しているので、保険業界でも顧客との信頼関係を築き、コンサルティング営業に移行しやすいと考えられます。そのため、保険営業で即戦力としてスカウト採用されることも多くなっています。
金融業界からのステップアップ
銀行や証券会社で金融商品を扱っていた人は、資産運用だけでなく顧客のライフプランを通して幅広く商品提案をすることできる保険業界へ転職を考えます。それは、保険商品は顧客のライフイベントごとに内容を見直すことができるので、顧客数を増やすことで将来の見込みを安定させることができると考えるからです。また、すでに金融知識を持っていますので、高い目標を設定して達成することも可能になります。そのため、成功報酬型の営業に転職することで年収アップも可能になります。
異業種からのチャレンジ
サービス業や販売または教育関係で働いている人は、あらたなやりがいを求めて転職をします。接客業やサービス業で働く人たちは、SNSや口コミで高い評価をされている人ならば、対人スキルに強みがある人材と判断できます。そして、転職後は強みである高い対人スキルを活かして、保険業界の研修プログラムやサポート体制で金融知識や営業スキルを身に着けたならば、保険業界で活躍できる人材となります。今までとは違うやりがいを見つけることになります。
リファラル採用で入社を決める時のメリットと落とし穴
保険業界に転職を決めた人たちは、一人ひとり目指したい目標や達成したい目標を持って転職をしてきます。そのきっかけは何だったのでしょうか。多くの場合は、友人・知人からの紹介です。この友人・知人からの紹介であるリファラル採用は保険業界の特徴でもあります。しかし、「転職を決める」ことと「転職先の会社を決める」ことは同じではありません。この違いを理解するためにリファラル採用のメリットと落とし穴を知ってください。リファラル採用は保険業界で従来から続いている採用手法であり、この採用で会社を決めて保険業界で活躍している人はたくさんいます。それでは、代表的なメリットと落とし穴は次のとおりです。
友人・知人の紹介なので安心感はあるが、安易に決めてしまう
友人・知人がいることで、仕事のことや基本的な会社のことを教えてもらえる人がいるので安心できます。営業のスタート時には、紹介者から営業の仕方や営業に必要な知識を教えてもらえて、同行指導もお願いできます。しかし、友人・知人が成功しているから自分も成功するだろうと思い込んでしまい、会社の研修制度や会社のサポート体制を調べずに入社を決めてしまいます。
会社は採用コストが抑えられるが、実際の仕事内容や報酬体系が合わない
採用はコストがかかります。紹介で入社を決めてくれることで採用コストは抑えられます。しかし、「待遇」だけで判断してしまい、保険営業の仕事の厳しさや求められる営業結果などをよく理解せずに入社を決断してしまいます。その結果、入社はしたが、早期退職となってしまいます。
紹介者との人間関係に悪影響が生じる
仕事内容や働き方が想像していた内容と違っていて、目指したキャリアプランと合わないことに気づいたとしても、紹介者との関係から会社を辞めづらくなります。その結果、人間関係で精神的な負担を感じることがあります。
保険業界に特化したエージェントの存在意義
そこで重要なのが保険業界に特化した人材紹介のエージェントの存在なのです。保険業界に特化していることで単なる転職エージェントとは異なります。保険業界に特化したエージェントの存在価値は次のとおりです。
中立な立場なので偏った情報提供がない
友人・知人から情報提供がされたとしても、その人は会社の社員ですので無意識に提供される情報が偏ることは考えられます。中立な立場からの情報提供は、会社ごとの営業スタイル、報酬体系、教育制度、サポート体制など比較することが可能になります。
転職して目指すことを明確にして実現への支援をしてくれる
中長期的なキャリアプランを一緒に考えてくれて、自分に合った会社選びの支援をしてくれます。入社までの支援だけではなく入社後も相談することは可能で、常に客観的な視点で支援を受けることができます。
将来に向けたキャリア相談もできる
キャリアコンサルタントの資格を持ったエージェントもいます。相談者に寄り添って話を聴いてくれることで安心して相談することができます。話しづらいことや友人・知人には知られたくないことも話ができます。
今回のまとめ
リファラル採用は業界の扉を開くきっかけ、業界を知るきっかけには有効です。しかし、これからの職業人生として全体を見据えるなら、客観的で中立な立場のエージェントに相談することも有効です。つまり、転職先の「会社を決める」には保険業界に特化したエージェントを活用することが有効です。保険業界で活き活きと長く働き続けるために、そして、やりがいを感じて収入にも満足して働くことを実現させるために、保険業界に特化した人材紹介会社のエージェントに相談することは有効です。リファラル採用の活用と保険業界に特化したエージェントの活用の両方をすることが理想的です。最後に、保険業界に特化したエージェントは、転職先の「会社を決める」時だけの相談者ではなく、あなたらしさを実現させるパートナーでいたいという存在意義を持っていることを知っておいてください。